・急な下痢と腹痛で何回もトイレに駆け込んだ
・便通がなくお腹が張って痛みを生じる
・下痢と便秘の両方を繰り返す
・おならがよく出て困る
などの悩みはありませんか。
過敏性腸症候群になると以上のような症状によって、日常生活に支障をきたす場合があります。
敏性腸症候群の原因は、一つではなくたくさんの要因があるのでないかとされていますが、原因は完全には解明されていません。
今回は過敏性症候群の原因とされているものにはどんなものがあるのか、どのように対処していけばいいのかをご紹介します。
また、お腹の調子を整えるのが得意な乳酸菌サプリ「乳酸菌革命」で改善できるものかもご説明します。
●過敏性腸症候群の原因はストレス?
過敏性腸症候群の症状は、腹痛やお腹の不快感、急な下痢や便秘などが繰り返して起こることが特徴です。
人によっては臭いおならが出て、お腹がゴロゴロする症状もあります。
腸のトラブルのようなので消化器科などに行って、血液検査や内視鏡検査でも腸粘膜には特定できる異常が見つかりません。
でも腸の働きに異常が生じているのが特徴で、下痢を起こすタイプのものが全体の80~90%と圧倒的多数を占めます。
その他には、便秘型、下痢と便秘の両方を繰り返す交互型、ガス型があります。
このような症状はなぜ起こるのでしょうか。
今までの研究では、ストレスが引き金となって起こるのものとされています。
脳と腸とは太い神経系でつながっていますので、脳がストレスを感じると腸の粘膜からセロトニンという物質が過剰に分泌されます。
このため腸の動きが活発になり、下痢や知覚過敏を招きます。
腸が知覚過敏になると腸のちょっとした刺激に対しても、動きが過敏になり脳へのストレスとなって伝わり、症状がさらに悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。
●過敏性腸症候群かなと思ったときの対処法
冒頭のような症状がでて市販薬の下痢止めなどで症状が収まればよいですが、それでよくならない場合や繰り返して起こる場合は、消化器科などにいって診てもらうことをおすすめします。
過敏性腸症候群と同じような症状は、潰瘍性大腸炎や大腸がんなどの初期症状とぼぼ同じですので、自分で過敏性腸症候群だと判断するのは危険です。
・市販薬による一時的な対処法
医師に相談して過敏性腸症候群と判断された場合は、適切な治療薬が処方されると思われますが、以後は仕事などで中々通院できない場合などは市販薬を利用するのも方法です。
過敏性腸症候群に合った市販薬については、次の記事が参考になります。
「過敏性腸症候群による下痢止めにおすすめの市販薬」
「過敏性腸症候群による便秘に効く市販薬にはどんなものがあるの?」
「過敏性腸症候群ガス型に合った市販薬にはどんなものがあるの?」
・過敏性腸症候群を改善するための日常生活のポイント
<ゆったりとした気持ちでリラックスする>
過敏性腸症候群は、こころのSOSともいわれています。
心の緊張状態が続くと脳からはストレスホルモンが続けて、気が休まらない状態になってしまいます。
心に余裕を持てるように好きなことをやってみたり、軽いスポーツなどをして気分転換することが必要です。
<生活を規則的にする>
不規則な食事時間や、睡眠時間が短くなったりして生活のリズムが狂うとストレスのもとになるので、生活を規則正しいものにする。
<食生活の改善>
・胃腸の負担になり下痢を起こす引き金となる食べ物を避ける。
それは、脂質の多い食べ物、熱すぎたり冷た過ぎる食べ物や飲み物、コーヒーや香辛料、アルコール飲料です。
また、暴飲暴食も胃腸に負担がかかるので避けるべきとされています。
・食物繊維を積極的に摂る
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あります。
水溶性食物繊維は、下痢の場合は水分を吸収する働きがあるので、を防ぎ、便秘の場合は腸でゲル状になるため便を柔らかくします。
水溶性食物繊維は、コンブ、ワカメ、切り干し大根、大麦などに多く含まれます。
不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の量を増やすので腸を刺激するのですが、過敏性腸症候群の人が食べ過ぎると腸の刺激が強過ぎて下痢がさらに悪化する場合があるので注意が必要です。
便秘の場合も不溶性食物繊維だけを食べ過ぎると便が硬くなり過ぎてさらに悪化する場合もありますので、水溶性食物繊維とバランスよく食べるようにしましょう。
不溶性食物繊維は、穀物、野菜、豆類などに多く含まれています。
・プロバイオティクス乳酸菌を積極的に摂る
プロバイオティクスとは、腸内細菌のバランスを改善することにより、体に有益な作用をもたらす生菌、または微生物や食品自体をさします。
生きた乳酸菌を腸に届けることによって、腸周辺の免疫細胞が活性化するため善玉菌が優位になり腸内環境は酸性になり、悪玉菌が抑制されるとともに腸の動きが活発になります。
また、腸管の内壁に付着することによって病原性を有する菌の付着を阻害することもできます。
プレバイオティクス乳酸菌を摂るには、乳酸菌サプリはたくさんありますが「乳酸菌革命」がおすすめです。
●乳酸菌革命で腸内環境を改善し、腸の動きを整える
乳酸菌革命には腸内環境を改善し腸の動きを整えるのに役立つ多様な乳酸菌が全部で16種類も配合されています。
・腸とも関係が深いラクトバチルス属の乳酸菌が11種類配合
ラクトバチルス属乳酸菌は自然界にもたくさんいる乳酸菌で昔からヨーグルトやチーズを作るときに使われてきたものです。
人間の腸内にもいるもので、腸内環境を整えてくれます。
良く知られているアシドフィルス菌、ガセリ菌、ラブレ菌なども配合されています。
・ビフィズス菌は3種類配合
ビフィズス菌は大腸の中に棲んでいる善玉菌の代表格です。
整腸作用があり、悪玉菌の増殖を抑え腸内環境を改善します。
有名なロンガム種も配合されています。
その他にも腸の常在菌であるエンテロコッカス属の乳酸菌が1種類、ストレプトコッカス属の乳酸菌が1種類の内容になっています。
過敏性腸症候群の方の腸内フローラには偏りがあり、健常者の腸内フローラとは異なるとされています。
複数種類の乳酸菌を摂ることによって効果が相乗的になりますので、継続的に摂ることによって腸内細菌のバランスがよくなって、腸内環境が改善されていくことが期待されます。
腸内環境が整いお腹の調子が良くなることで、心身もリラックスできストレスにも対処しやすくなります。
是非、乳酸菌サプリを活用されてみてはいかがでしょうか?