過敏性腸症候群ガス型に合った市販薬にはどんなものがあるの?

過敏性腸症候群ガス型に合った市販薬にはどんなものがあるの?

過敏性腸症候群のガス型で悩む

過敏性腸症候群のガス型でお悩みではありませんか。

先ほどトイレに行って、オナラをして楽になったと思えば、また、お腹が張ってガスが溜まりお腹が不快になることはよくあります。

誰にいないところなら、人に気にせずにオナラができますが、周りに人がいたり、静かな事務室などでは中々ガスを出すこともできませんよね。

また、仕事やデート中に出そうになったり、ニオイが強かったりするのは、女性には深刻な問題ですよね。

職場で思わずオナラが出て、それが理由でいじめにあって退職してしまったという方もいますので過敏性腸症候群の悩みも深刻なものです。

今回は、過敏性腸症候群でガスが溜まる原因とガスの発生を抑える市販薬についてご紹介します。

●過敏性腸症候群でガスが溜まる原因

過敏性腸症候群のガス型は、ガスが腸内に溜まり、お腹が張り頻繁にガス(オナラ)が出るのが特徴です。

また、症状によってはガスがお腹の中で動くために腹痛になる場合もあります。

過敏性腸症候群になっている方の腸内環境は、悪化していて悪玉菌が優位になっている場合も多くガスはくさいものになりがちです。

さらには、下痢や便秘が伴うこともあります。

ガスが溜まる原因には、次の3つがあります。

・腸の働きが過敏でガスを発生してしまう。

ガスの発生は、食事の内容にもよりますが人によっては、ヨーグルト、納豆などの発酵食品やオリゴ糖を食べることによっても腸の過敏な動きや異常発酵により、ガスを発生させる場合があります。

食物繊維を摂ることによって症状が改善される場合もありますが、かえって悪くなる場合もありますので注意が必要です。

・緊張やストレスで空気を吸ってしまう。

緊張やストレスによって、呼吸が乱れたくさんの空気を吸ってしまうこともガスの原因になります。

・腸内環境が悪化し、腸内でガスが発生

過敏性症腸症候群の方は、腸内細菌のバランスが崩れている方が多いとされています。

悪玉菌が多くなると、たんぱく質の腐敗が起こりくさいオナラの原因になります。

●ガスの発生を抑える市販薬にはどんなものがあるの?

ガスが溜まって仕方ないときは、次のような商品も選ばれています。

・ガスピタンa

「ガスピタンa」は小林製薬が製造・販売する第3類医薬品です。

この薬はガスの発生をつぶす対処成分だけでなく、ガスを抑える成分や腸内環境を整える整腸剤の働きも持っています。

注目する働きと配合成分は、次の3つです。

<ガスの発生をつぶす>

消泡剤ジメチルポリシロキサンが配合されており、ガスだまりを作っている膜を薄くして腸から吸収したり、排出しやすくします。

<過剰なガスの発生を抑える>

消化酵素剤セルラーゼAP3がガス発生の元となる食物繊維を分解します。

<ガスを溜まりにくくする>

腸内環境を整えるためにビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌が配合されていますので、腸内の善玉菌が有意になるように働きます。

・ビオフェルミンVC

「ビオフェルミンVC」はビオフェルミン製薬が製造・販売する第3類医薬品です。

こちらの薬は、乳酸菌とビタミンが配合されているものです。

<腸内環境を整える乳酸菌・ビフィズス菌>

ビオフェルミンVCには、ビフィズス菌と乳酸菌の一種であるラクトミンが配合されています。

ビフィズス菌とラクトミンは、腸内環境を整え善玉菌が優位になるように働きます。

<ビタミンCとビタミンB群>

乳酸菌、ビフィズス菌の他にビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB12が配合されています。

これらのビタミンは、乳酸菌との協力効果で悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。

このため、悪玉菌による便の分解によるガス発生を抑えます。

症状の程度にもよりますが、お腹が張って、オナラの原因となるガスが気になっている方は、腸内環境を整えるサプリも活用すると良いと思います。

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